夏休み、暇すぎて寝てばかりいる赤西真論です。
月1ペースで記事を書かないと流石にサーバー借りてWordPress動かしてる意味が無くなるのでちょっと更新を
突然ですけど、みなさん腕時計って日頃付けてますか?
僕は付けない人です。手首に違和感があるのと蒸れて痒くなることが多いのが理由ですね。
そんな僕がずっと気になってたのがスマートウォッチです。
今だとApple Watchが有名ですよね。あれって本当に便利なのかなーと思ってまして…
ということでちょっと試しに一つ買ってみました。
時計届いた
面白い pic.twitter.com/FvJe0sYOm2— 赤西真論P (@marron_general) September 20, 2018
LG G Watchです。Android Wear(現Wear OS)の初代として発売された製品です。中古で6kぐらいだったので試すにはいい感じのデバイスかなと…
詳細はまあWikipediaでも読んでくださいなw
初代なので発売が2014年です。もう4年前の製品です。使えるのか???
まあ、ツイートの画像を見てもらえばわかるようにAndroid 8.0のデバイスにも問題なくペアリング出来ました。普通に使えます。
通知だってきちんと届きますし、対応アプリだってきちんと利用できます。
まあ、これを買う前に中華でよく転がってるガチのAndroidが載ってる時計にしようか悩んだんですよね。ただ、Wear OSでは無いので最適化されたアプリが入らないと思ってやめました。
ただ、まだ届いてから1日しか経ってないのであまり使い込んでないのですが、すでにいくつか不満が…
1. 最新のOSが使えない
まず、もう4年前のデバイスなので最新のOSが入りません。これに関しては買う前からわかっていました。
現状、Wear OS 1.0が最新です。ですが、このG WatchにはAndroid Wear 1.5という2つほど前のOSまでしかアップデートされません。
これの1つ後のAndroid Wear 2.0からだと単体でPlayストアが使えたり、IMEが追加出来たりと機能が増えるんですけど、入らないから使えないんですよね。
ただ、Android WearってAndroidのサブセットみたいな位置づけなんですよね。
どういうことかと言うとこいつBootloader UnlockをしてカスタムROMが入りますw
このサイズでbootloader起動するの、めっちゃ面白い pic.twitter.com/5zUjK0cbUr
— 赤西真論P (@marron_general) September 20, 2018
はい、Bootloaderが起動します。クレードルで充電しますが、これを使えば普通にUSBデバイスとして認識するのでADBとかが普通のAndroidデバイスと同じように使えるんですよ。
ということでXDAを覗くとAndroid Wear 2.0が転がってますw(これ、日本語の情報が殆どないんですけど、誰も使ってないのか?)
[Port] lenok2dory: Android Wear 2.0 on LG G Watch!
lenokって言うのはG Watchの後継機であるG Watch Rのコードネーム、doryはG Watchのコードネームです。G Watch RとG Watchはほとんどハードが同じなので移植しちゃったって感じですね。
ということで2.0を焼いてみたのですが、なんか動作が遅い…
多分最適化が終わってないからでしょうけど、すっごい遅かったです。ちなみにCPUはSnapdragon 400という4コア 1.2GhzのCPUを積んでいますが、1コア 700MHzでしか動いてないようです。なんという無駄w
あと、2.0ではアプリドロワーを電源ボタンを押して開くことになるのですが、G Watchには物理ボタンが何もないので開けません。これは困った。(開く方法は一応用意されていて、XDAでは腕のジェスチャを使ってと書いてあります。その他にも裏のリセットボタンを押すなどもありますw)
ということで実用に耐えられないと判断して、1.5に戻しました。一応Stock ROMが置いてあるフォーラムも貼っておきます。
[DOWNLOAD] LG G Watch factory images
2. いろいろ搭載されていない
はい、2つ目です。すっごいざっくりしていますが、いろいろ足りません。
まず、Wifiが搭載されていません。これって割と重要だって気付かされました。
何をするにも母艦であるスマートフォンが必要になります。どんな通信も一度Bluetoothでスマホを経由してから通信することになります。つまり、近くに絶対に必要なんですよね。
Wifiが搭載されている場合、クラウド同期が利用できるのでスマホとの接続が切れても通信が出来ます。
通信が切れるとほとんどのことが出来なくなるんですよ。タイマーを使うときにOK, Googleがわりかし便利だったりするのですが、これも接続が切れると使えなくなります。うーん…
あと、Bluetooth経由だとすっごい通信が遅いです。アプリが入るのにもかなり時間がかかりますし、マップの表示もめっちゃ遅いです。
次にGPSが搭載されていません。これもちょっと困ります。
この影響でマップで現在地がきちんと表示されません。めっちゃズレます。悲しい…
他にはSwarmできちんとチェックイン出来ません。一度スマホ側のアプリを開かないと位置を取得してくれません。これじゃ意味ないじゃん。
最後に心拍センサーも搭載されていません。まあ、いるかどうかで言われると微妙なところではあるのですが…
関係ないかもしれませんが、なぜかFitアプリが歩数をカウントしてくれません。これは何が足りないんですかね?
3. アプリが邪魔
どういうことかと言うと最初にスマホにアプリを入れないとG Watch側にアプリが入りません。その結果、アプリドロワーに開かないアプリが出てきますw
割とアプリドロワーはスッキリした状態にしたいので、こういうのはあまり好きじゃないんですよね。Xperiaホーム以外のアプリなら非表示に出来るとか分かってるんですけど、これが一番使いやすいと思っているのであまり移行する気にはなれません。
2.0だと単体でPlayストアが使えるので多分こんなことにはならないと思います。多分だけど…
4. 昼間だと外でほとんど画面が見えない
面白いですよね。時計なのに時間を確認出来ませんw
というのは嘘で、アンビエントモードという画面がほぼ消えた状態だと見えないだけで普通の状態なら見えます。ただ、それでも明るさを最大にしないと見えにくいです。
アンビエントモードから普通の表示に戻すには画面をタップするか腕のジェスチャを有効にすればいいだけなのでまあ特に問題は無いのですが、自転車漕いでるときにちらっと確認できないのがちょっとあれかなーと
5. おサイフケータイ機能が欲しい
これは不満というより要望ですね。腕かざして買い物が出来たらどれだけ便利か…
Apple WatchならSuicaとかiDが使えるのでこれが出来るんでしょうけど、あっちはiPhoneが必須ですし、僕が使いたいのはWAONなので眼中に無いのが現状です。
実はEdyなら使う方法があったりするんですよね。ただ、WAONが使いたい…
参考までにEdyを使う方法を書いておきます。それはですね、バンドをwena weist leatherというものに交換します。
wena wrist leather|wena wrist
こうするとバンド部分にEdyの機能が付くので利用できるようになります。若干強引な方法ですけどねw
不満はこんなもんですかね。僕、割と使い込んでるうちに不満がいろいろ出てきて、新しいデバイスがすぐに欲しくなる人なのでこれから先も大量に出てくるとは思いますがw
ただ、スマホを見なくても通知を確認できたり、スマホで再生してる音楽の操作を出来るのはとても便利ですね。音楽はXperiaのミュージックアプリだとプレイリストをそのまま転送して単体で再生出来たりもします。(スピーカーとかイヤホンジャックは無いので、Bluetoothのヘッドセットが必須です。)
そういえば、ミュージックアプリのプレイリストで1つ注意点があります。ミュージックアプリのプレイリストは最初からあるスマートプレイリストと自分で作るマイプレイリストの2種類がありますが、転送出来るのはマイプレイリストのみです。僕は最初お気に入りに登録してる曲を転送しようとしたのですが、転送項目が見当たらなくて詰みましたw
ただ、やっぱり腕時計なので蒸れるなーと感じております。いつまで付けてるでしょうねw
ちなみに新品で今から買うならHUAWEI WATCH 2がいいかなーと思ってます。まあ、Androidユーザー限定ですけどね。iPhoneユーザーは黙ってApple Watch買ったほうがいいです。
One Reply to “久々に腕時計を付ける生活へ”